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  • tsaitoh56

サプライチェーンの2つのスコープ

更新日:2022年3月24日

サプライチェーンを考える場合、スコープは2つあります。ひとつは、"インターナルサプライチェーン"、もう一つは"エクスターナルサプライチェーン"です。

"インターナルサプライチェーン"は、企業内のプロセスで、材料・部品の調達から製品の生産、販売、それらをつなぐ物流をスコープとします。

"エクスターナルサプライチェーン"は、上流は当該企業が調達する材料・部品の材料・部品、そのまた材料・部品まで遡り、最終的には、原油、鉱石などまで行きつきます。逆に下流は販売から先の販売先、そのまた販売先と進み、最終消費者まで行きつきます。

近年、マスコミ等で論じられる"サプライチェーン"とは、大規模な事故・災害の影響・対応、SDGsや経済安全保障と言った観点で論じられる事が多く、その場合は"エクスターナルサプライチェーン"を指します。

ただし、一つの企業で"エクスターナルサプライチェーン"全体のプロセスを構築したり、コントロールするのは不可能な場合が多いので、構築・改革にあたっては、調査・検討の対象領域について、関係者間でコンセンサスをとりつつ進める必要があります。




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